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工事費削減が実現しない会社の特徴

工事費削減が実現しない会社の特徴

これまで工事発注におけるアドバイザリーサービスを700件以上提供してきた経験から、工事費削減が実現しない会社の特徴をご紹介します。もしも、自社に当てはまる要素があれば要注意です。

工事費削減が成功しない企業の特徴
①経営層と現場層が異なる方向性を向いている。
②考えが固定化しており、変化を好まない。
③縁故含め関係性ばかり重視している。
④自分たちは出来ているとおごっている。
⑤チェック機能が一切無い。

まずそれぞれを解説する前に、工事費削減は小手先では実現されません。工事費は工事の発注体制を適切に構築し、結果として削減されるものであります。いわば経営の体質改善の一種です。つまり、正しい経営体制を構築する事こそ、工事費削減の第一歩です。よって、弊社が実施するコンサルティングは工事の発注に特化して、経営体制を見直すご支援なのです。

それではそれぞれの特徴に関して、解説したいと思います。

①経営層と現場層が異なる方向性を向いている。
経営層が現場の状態や取組内容を良く理解せずに、とにかくコストダウンを至上命題に指示しているが、現場はそもそも今以上の良いやり方を分かっていない場合や取組を行ない少なからず削減が得られた場合、それ自体が評価制度に反映されない為、削減自体へのモチベーションが上がらない場合など、経営層と現場層が異なる方向性を向いているケースを良く見かけます。

経営層は現場層に対して、最大限品質を保ちながらコスト削減が実現する環境作りに徹するべきですし、現場人材は現状の状況をつぶさに開示し、より今よりも良い状態になるべく情報収集しなければなりません。

②考えが固定化しており、変化を好まない。
次によく見られるケースが、変化を好まない企業です。これは経営層自体の問題もありますが、現場人材の問題としてもよく見られる傾向です。自分たちのやり方が正しく、今のやり方をこれまでもやってきたし、もしも新しいやり方を取り入れて、失敗したらどうするのか?と新しい試みに挑戦しない会社は往々にして、コスト削減が実現しません。

③縁故含め関係性ばかり重視している。
この縁故もくせ者です。縁故関係を重視するばかり、正しい経営判断が出来ないケースが多数見られます。昔から知っているから安心、長い付き合いだから小回りが効く、大手企業だから信頼ができる、ということで、もっと良い取引先を開拓しようとしない会社が多くいます。結果として、楽、安心がコストに反映され、通常よりも高いコストを支払っているケースが多数存在します。適切に取引関係を見直す仕組の導入が必要なのです。

④自分たちは出来ているとおごっている。
当然にして、成功しない企業の傾向です。比較的多いのが、大手企業で工事発注担当を行った経験が長いとふれこむような担当者は、このような傾向にあります。結果として、経営層も工事に関して詳しい事が分からず、その担当の強い意見、声を無視できず、担当の言いなりになっているケースが多数見受けられます。弊社がお話をお聞きし感じる事は、出来ているのではなく、担当が仕事をしやすい業者環境が出来上がっているだけの場合が多いとの印象です。既に自分たちは出来ていると考えた時点で、経営としてはより高い品質を目指すことを諦めたに等しいと考えられます。

⑤チェック機能が一切無い。
チェック機能の無い企業は本当に多いと感じます。多くの場合、工事業者選定しかり、見積もりしかり、図面しかり。それぞれに品質基準とそれを評価する評価制度が存在せずに、工事業者を選定し、工事を実施しているのです。こうした企業はそもそも削減を行う事への意欲が低く、当然取組み自体も中途半端になるケースが多々見受けられます。

こうした悪しき特徴を一つ一つ解決する上でも、第三者の協力は大きな原動力となります。
健康診断の一環としても、工事発注アドバイザリーサービスの導入をお勧めします。

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