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工事費コストダウンの問題発見4つの方法

工事費のコストダウンを実現する際に役に立つ問題発見4つの方法

工事費のコスト適正化が社内できちんと取組まれているかどうかは、やはり経営層が適宜評価をしなければなりません。

企業規模が成長期に入るまでは経営層自身がそこに目を光らせて施工会社との交渉や関係性の構築をされている事でしょう。
しかし、企業が成長するに従い、専門の部署を作り、専任の担当者を配置してより専門的な観点で取引内容の確定をされているかと思います。
ただ、多くの会社では選任担当者しか建築や工事の事が分からず、会社として詳細まで目を配る事は難しいのが現状ではないでしょうか。

建築の業界は古い商習慣が残っている業界の1つであり、施工会社同士での談合や担当者との癒着・政治的な背景があり特定の施工会社へ発注せざるを得ない状況等と多くあります。
どれも企業経営の視点から見れば悪影響が残るものであり、会社内にて業者との癒着等が起こりえるのであれば必ず是正をしなければなりません。
これまでに工事費のコスト最適化支援をしてきた中で、そうした問題を発見する事も多々ありました。

そこで工事費の最適化を行なう上で、経営層にとって役に立つ社内の問題発見方法をご紹介したいと思います。

コストダウンをする際に役に立つ4つの問題発見方法

1:発注先が偏っていないかに注意する
2:価格の妥当性を常に評価する
3:取引先選定の経緯と根拠を明確にする
4:定期的に新規の取引先を探す

1:発注先が偏っていないかに注意する
いつも工事に関して協力してくれる施工会社が複数社あるが、年間を通して見ると常に同じ施工会社へ発注をしている事や発注している割合が全体の中でも突出して高い等は確認をすべきポイントです。
発注する割合が高い理由が明確であれば構いませんが、そうでない場合は必要に応じて適格な対策を打つ必要があります。

2:価格の妥当性を常に評価する
馴れ合いの関係性となってしまい、「ここに頼めば大丈夫だろう」という事で1社にしか見積を依頼しない事や見積の依頼内容が各施工会社で異なっていて、そもそもとして提案された内容が比較検討出来ない事など、価格の妥当性が評価されていない事があります。
その他にも当て馬的にどこかの施工会社から見積を取得し、意図的に仲の良い会社に見せて下の価格を出させ発注に繋げている等があります。
取引を行なうまでの見積取得結果・評価内容を書面として残し、定期的に価格の妥当性を評価する仕組み化が重要です。

3:取引先選定の経緯と根拠を明確にする
中小企業の会社に多いですが、元々付き合いがあったからや知人の紹介で施工会社と知り合ったから等、あいまいな理由で施工会社を選定することが多く見られます。
また、大手の企業様の場合は前任の担当者から引き継いだから、同じ施工会社を使う。
その他にも、計画する工事の規模や内容に関わらずとにかく大手の施工会社へ依頼をすることが習慣化している等、取引先の選定根拠無しに業者選定が行われている事があります。
大事な事は適切な会社へ適切な価格で発注する事ですので、この視点を考慮に入れ取引の経緯と根拠が説明出来る状態にしておく事をお勧め致します。

4:定期的に新規の取引先を探す
いつも決まりきった施工会社へ見積依頼をして、出て来た中で最安値の施工会社へ数パーセントの値引き要請をして取引先を決定している。
施工会社としても発注者であるエンドユーザーや担当者の顔色・知識・話しに上がる価格観等を見ながら提示する見積書の金額感を変えています。
それがいつも同じ顔ぶれで見積を取っていると、マンネリ化してくると共に、その発注者に対する相場観が決まってしまいます。
その為、様子を見ながら新しい候補の会社を交えながら適度な緊張感を保つ事も必要です。

問題を発見する方法と例を挙げましたが、やはり一番重要なのは「経営層がしっかりと目を配る」この1点に尽きます。
その為にも、外部の力を使い、現状を分析する事も有効です。
また、問題が起こってから対処するのでは無く、問題が起こる前に気付き対策を打って頂く事をお勧め致します。

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