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飲食業 40%のコスト削減事例

事例から学ぶ工事費削減の成功ポイント(2)(飲食業 40%のコスト削減事例)

過去550件を取組んだ中には、様々な事例がありました。その中で事例から学べる工事費削減のポイントをご紹介したいと思います。

飲食店の出店に際してあった事例です。
比較的大きな店舗を商業施設内に出店をするという事で、内装工事と厨房機器を分離発注で検討されていました。
厨房機器については内装の設計事務所から紹介を受けた厨房設備の設計をしている厨房設備士の紹介を受け、無料で厨房の設計と機器選定・メーカーの紹介をされているという事で話しが進んでおり、提案自体も3社のメーカーから見積書が提出されていた状況でした。

そんな中で相談があり、確認をさせて頂くと3社が凄く僅差での提案かつ相場よりもはるかに高い単価設定での提案でした。
お客様からの依頼で当社が見積を取得した結果、元々提案があった3社の金額から40%程の価格の見直しが出来ました。
後日、お客様が内装の設計事務所へ確認した所、その厨房設備士はメーカーからのキックバックを定めていたとの話しがあり、お客様が不信感を抱いておりました。

この事例から学べる成功要因は3点あります。
1:無料や安価と言うトラップの回避
2:施工会社選定で一番動くべきは発注者との意識
3:業界慣習の再認識

1:無料や安価と言うトラップの回避
設計や見積依頼・提案の回収等は実務として人が動く事になります。
それは絶対的に人件費が掛かるものであり、無料であったり極端に安価であるという事は考え難いものです。
その様に人件費を度外視した話しの場合にはどこかでその人件費分以上に清算されていますので、ご注意下さい。

2:施工会社選定で一番動くべきは発注者との意識
図面を基に相見積を行なう事が一般的ですが、その際に最良の方法を考えて実務としても動かないといけないのは発注者です。
その業務を安易に捉えすぎていると、知らない所で様々な設定をされてしまいます。
ですので、一番頭を使い、本当に適切な会社を探し出し、最良の提案を選択する様に心掛けて下さい。

3:業界慣習の再認識
建築業界は古くからあり、取り扱う金額が高額になるだけに利害関係者も多いのです。
業界の特色を考慮頂いた上で、自社の計画を良い形で実現出来るかを考えて頂ければと思います。

この場合は、設計に関わっている会社に発注者の意思とは沿わない意図がありましたが、それを未然に防ぐ事が出来た良い事例です。
ただ現実には、分からずに言われたままに発注をしてしまっている工事は多いと思います。
今一度、自社のこれまでの条件獲得を振り返って頂き、今後の工事に対して向き合って頂く事をお勧め致します。

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