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工事費と工事品質は比例しないとう事実

工事コスト削減をしながら品質を保つ方法【工事費と品質は比例しないとう事実!】

業務委託である工事について、コスト削減を実施しようとすると必ず考慮に入れなければいけない点として、「品質の維持向上」があります。単に価格だけを下げさせるのではなく、一定の工事レベルを保ちながらコストの見直しを計る事が当然重要です。

しかし、実は価格と品質は必ずしも比例する関係にない事を先ずはご理解下さい。
つまり、高ければ「品質の良い工事」だとか、安ければ「品質が悪い工事」というものではないのです。
なぜ価格と品質が比例関係にならないのか?を解説します。

価格と品質が比例関係にならない理由
理由1:製品の掛け率
理由2:元請業者からのコスト要請
理由3:継続的な受注と単価設定

理由1:製品の掛け率
工事に多く使用する建材や設備等は規格化された製品が多くを占めています。
これについては価格で品質が変わるものではなく、一定の品質の製品をいくらで購入するかになります。
その為、工事金額の中で規格化された製品の金額的割合が大きい場合は、製品の仕入れが強い施工会社が安価になり、弱い施工会社は工事費が高くなります。
この様な点では、一概に価格が安いから品質が落ちると言う事は説明が出来ません。

理由2:元請業者からのコスト要請
コストを下げると品質が下がる。というイメージがありますが、費用が高ければ良い品質の工事になるかと言えば、全く違います。
高い金額で発注をした場合であっても、元請会社が相当額の利益をとっていると工事費と品質が比例しない理由の一つとなります。

理由3:継続的な受注と単価設定
大手チェーン本部は内部に工事の専任担当者を配置し、定期的に価格の交渉やチェック体制を整えています。一般的に大手チェーンは格安の工事で発注しているケースが多くみられます。ゆえに、低価格でも高価格な出店を実現していると言えます。そこから考えても、価格と工事品質に比例関係は見られません。
中小零細企業が行なう工事であっても、専任担当を配置し、チェック体制を構築出来れば大手の企業と同等の価格帯で工事を行うことは可能であります。
つまり、品質を左右するのは管理やチェックをする体制と言えます。

しかし、無理強いしたコスト削減を実施すると、結果として施工会社が手を抜いていたり、職人が安い金額を背景に効率だけを求めて細部まで作り込まない等の悪影響が発生する為、施工会社との情報格差を埋め、十分なチェック体制を取る事と共に、品質を判断する上での一定の基準を作る事をお勧め致します。

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