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工事費削減を実現する5つのポイント

工事品質を落とさずに、コスト削減を実現する5つのポイント

建築業界は復興特需や各都市での大型商業施設の建設ラッシュ、また消費税増税前までの発注・施工、オリンピックに向けた大規模なインフラ整備、景気回復に伴いこれまで控えられていた工事計画や修繕等の実施によって、工事費の高騰が続いております。
実際に各省庁から発表される建築に関する数値的なデータでも人件費の高騰が見て分かります。今までが業界的に厳しい環境にあり、人件費を安く抑えられていた反動なのかも知れませんが、毎年10%程の賃金の上昇が起きております。

このような状況下でも、品質を落とさずに少しでも工事費を安価にする方法に関して、お伝えしたいと思います。

品質を落とさずに工事費をコスト削減する重要なポイントは5つです。
(1)工事内容に沿った業種の会社へ見積依頼をする。
(2)工事の規模に合った施工会社へ見積依頼をする。
(3)日程的な余裕を持って、見積書の獲得をする。
(4)見積書以外の提案資料も受領する。
(5)安易に図面の内容を変更しない。

(1)工事内容に沿った業種の会社へ見積依頼をする。
工事を行なう会社によって、得意な工事内容が異なります。
内装工事であれば内装の会社へ、防水工事であれ防水の会社へ、空調工事であれば空調の会社へ、自身が行なう工事の内容を見極めてその工事が得意な会社へ見積を依頼しましょう。

(2)工事の規模に合った施工会社へ見積依頼をする。
計画している工事の規模と施工会社の企業規模のバランスも非常に重要です。
小さな工事金額で必要以上に大きな施工会社へ発注してしまうと工事代金が高額になってしまいますし、大きな工事を企業規模が小さい施工会社へ発注してしまうと工事中の管理の面で心配な点が生じてきます。
また、工事の内容次第では大手施工会社の方がボリュームディスカウントで安くなる場合もありますので、バランスを見て見積依頼先を検討する事も重要な点です。

(3)日程的な余裕を持って、見積書の獲得をする。
工事は必然的にお店のオープン日や建物の完成する日等を予め決定してしまう事が多いです。
あまりにも見積や提案を回収する為の日程が短い場合には、施工会社としも積算するのに時間が無く読み切れない点をリスクとして判断される場合があり、見積金額が高めに出てしまう事もあります。
また、発注側としても十分に比較検討する事が出来ずに発注せざるを得ない状況も考えられますので、適切な期間を確保した上で、見積を依頼しましょう。

(4)見積書以外の提案資料も受領する。
品質を落とさない様にする為に、信頼の置ける施工会社へ依頼する事は当然ですが、見積書以外の工事工程計画表や施工計画書、その他判断材料となる書面を受領して、当該工事に対してどう考えているのかを検証し、信頼出来る会社へ発注する様にしましょう。

(5)安易に図面の内容を変更しない。
工事を依頼する会社が決まった後や工事期間中には、なるべく図面や工事内容の変更はしない様にして下さい。
見積提案の段階で複数社の相見積や提案比較により好条件が取れたとしても、設計変更による追加工事で利益率の高い見積が出てきて当初獲得した条件から変わったものになってしまいます。

以上のポイントから考えると、【工事費用のコスト削減】とは、
1:適切な規模の専門的な会社で相見積を実施し、条件は変えない。
2:日程的な余裕を持ち、見積書や提案の獲得に当たる。
3:金額だけではなく、経歴や実績・考え方も考慮し、発注先を選ぶ。
ということになります。

価格だけを落とそうとすると、品質の低下を招く場合がありますが、原理原則に沿って計画にマッチする施工会社にお願い出来れば、品質を担保した形で費用の削減を図る事が出来ますので、この様なポイントに注意頂きながら見積書の依頼をする事をお勧め致します。

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